E13 決算日変更で税金対策
今期中の数カ月先に売上・利益が多額に上がることが予測され現状のまま決算を迎えては税金を多額に納める必要がある場合、決算期を変更してみてはいかがでしょうか?
現状のまま決算期を迎える場合の税金対策には限りがあります。
考えられる税金対策としては次のようなものがあります。
1.必要な備品等の消耗品(30万円未満のもの)を購入し経費にする
2.次の生命保険に加入
@がん保険加入
A逓増定期保険に加入
3.事務所家賃の1年分先払い
4.その他
決算日変更のメリット
決算期変更をする場合、役員報酬の月額を変更することができるので有利となります。
また、変更日より1年間という期間があるのでいろいろな税金対策を考えることも余裕を持ってできます。
決算日変更のデメリット
デメリットといっても、臨時株主総会を開き議事録を作成し税務署に届出を出すだけです。
デメリットと言えるほどのものではありません。
コロンブスの卵
決算日変更は、コロンブスの卵的な税金対策で専門の税理士さんも意外に気付かないものです。